目次
はじめに
みなさんはホワイトニングに興味がありますか?
もしホワイトニングで歯が白くできたら、その効果をできる限り持続させたいと思いますよね?
ではホワイトニング後に失敗しないための生活習慣ってあるのでしょうか?
時間とお金をかけてホワイトニングを行ったのなら、効果をできるたけ持続するための生活習慣のポイントを押さえておきたいものです。
ここではそんなホワイトニングで失敗しないための生活習慣についてご紹介します。
ぜひ、ホワイトニングに興味がある方もない方も最後までお読みくださいね!
ホワイトニングのメカニズムとは
まず、ホワイトニングのメカニズムについてご紹介します。
そもそもホワイトニングとは歯の表面にあるエナメル質にホワイトニング剤を塗布することで行います。
このホワイトニング剤に光を照射し、薬剤の主成分である過酸化尿素や過酸化水素が水と酸素に分解されることでエナメル質の汚れが酸素と結合し歯を白くしていく・・というメカニズムです。
ただ、エナメル質の汚れを無色にするだけで歯は完全に白くならないと言われています。
歯の内部には象牙質があり、その色により歯の色が決められるからです。
ただ、この象牙質を直接白くはできないので、エナメル質にマスキングをかけることで象牙質の色をごまかす・・というわけです。
ホワイトニング用の薬剤に含まれている過酸化水素が水と酸素に分解され、酸素によってマスキング効果を得られると言われています。
エナメル小柱を球状小柱に変化させ象牙質の色に光を乱反射させることができるのです。
つまり、エナメル質の汚れをきれいにしマスキング効果を与えることがホワイトニングのメカニズムというわけですね。
ホワイトニングのメリット
では次に、ホワイトニングのメリットとはどういったことなのでしょうか?
ホワイトニングの最大のメリットは白く美しい歯を手に入れられることです。
歯に色がついているため何ごとにも消極的で自分に自信がない方がいるはずです。
そんな人にとって、ホワイトニングによって性格が前向きになり何ごとにも積極的になれるのは本当にうれしいことでしょう。
では他にどういったメリットがあるのでしょうか?
ホワイトニングのメリットには明度や色合いが調整できること、歯を削らずに白くできること、短時間で何度でも施術できること・・などが挙げられます。
ホワイトニングで失敗しないための生活習慣とは
マウスピースを外したらきれいにゆすぐ
ホームホワイトニングの場合マウスピースを装着しますが、外した後は口の中のゆすぎをしっかりと行いましょう。
お口の中に薬剤が残っているな・・と思ったら、軽くブラッシングするのがおすすめ。
薬剤が残ったままでいると歯に汚れが付きやすくなるからです。
ホワイトニング後すぐに食べたり飲んだりしない
ホワイトニングは薬剤を使って歯の色を抜いていくため一定の時間歯の表面にダメージが加わります。
そのため、ホワイトニング直後数時間は食べたり飲んだりするのを控えた方が無難です。
ただ、ホームホワイトニングの場合、寝ている間にホワイトニングを行い朝起きて数時間何も食べない・・というのは難しいです。
そのため、ご自分のライフスタイルに合わせてマウスピースを装着する時間を調整するようにしましょう。
痛みがある時は時間や日を調整する
歯ぐきにホワイトニング用の薬剤がしみたり、お口の中に痛みが起こった場合は装着時間を調整したり、日をあけて行ったり・・などするようにしましょう。
もし、違和感や痛みが続くようであればクリニックで診てもらいましょう。
歯磨きをしっかりと
ホワイトニング中でも食べたらすぐに歯磨きするようにしましょう。
歯の表面に汚れが付着したままだと、その上に色素がついて沈着し
するからです。
色がついてしまっても歯磨き粉を使って歯磨きすればほとんど取り除くことができるため、日ごろからていねいにブラッシングすることが大切です。
また、歯の表面がデコボコしていると着色しやすいと言われているため、ハイドロキシアパタイトという成分を含んだ歯磨き粉を使い歯のエナメル質についてしまった細かい傷を修復し、滑らかにすることも大切です。
口の中が乾燥しないようにする
私たちのお口の中には常に唾液が分泌しており、歯の汚れを洗い流してくれています。
これを自浄作用と言いますが、日ごろから口呼吸などをしているとお口の中が乾燥してしまい、唾液の分泌量が減るため自浄作用が落ちます。
ですので、しっかり噛んで食べる、鼻で呼吸する・・など、唾液が分泌されるような生活習慣を心がけましょう。
たばこを控える
たばこにはニコチンやタールが含まれており、これらは唾液の成分と結合し汚れになり歯に付着します。
ホワイトニングでせっかく歯が白く美しくなっても、たばこを吸うと茶色く色がついてしまいますので、なるべくたばこは控えるようにしましょう。
定期的なメンテナンス
ホワイトニングを行っても、効果が永遠に続くというものではありません。
オフィスホワイトニングは3~6か月程度、ホームホワイトニングは1~2年程度経つと効果が薄れてきます。
そのため、定期的にクリニックに行っていただきメンテナンスをすることが大切です。
今の歯の色が希望通りかどうか、さらにホワイトニングを受けるかどうかを相談することが必要です。
また、知覚過敏などがある場合もクリニックで相談するのがいいでしょう。
適切な処置をしてくれるはずですよ。
また、追加でホワイトニングを行わなくても、クリニックで専用の機器を使ってクリーニングしてもらうだけで済む場合もあります。
クリーニングを受けることで日ごろのブラッシングでは除去しきれない着色を落とすことが可能です。
クリーニングを受ければ歯周病や虫歯まで防げるのでおススメです。
まとめ
せっかく時間やお金をかけてホワイトニングするのですから失敗は避けたいですよね?
ホワイトニングで白くなった歯をずっと維持するには生活習慣で気をつけるべきことがあります。
せっかく手に入れた白い歯をずっとキープできるよう、ここでご紹介したことをご参考になさってみて下さいね!