目次
はじめに
みなさんは日ごろから意識して口角を上げるようにしていますか?
口角が下がっていると、不機嫌、怒っているなどと思われがちです。
何気ない時でも口角が上がっていると、明るいイメージを持ってもらえるもの。
そこで、ここでは口角が下がる原因や上げることでの効果、トレーニング方法などをご紹介してみましょう。
ぜひ、ご参考にしていただき、意識的に口角を上げるようにしましょう!
口角が下がる原因とは
姿勢が悪い
どういった原因で口角が下がってしまうのか、ここではその原因についてご紹介してみましょう。
口角を下げる筋肉は姿勢によって影響を受けやすいです。
顔を下に向けてみると首の周りがぎゅっとなるような感じがするでしょうが、その理由は首の筋肉に力がかかり縮んでいるからです。
さらに、この筋肉は口下制筋とつながっていると言われており、この筋肉は口角を下げるものです。
つまり姿勢が悪いとこの口角下制筋が引っ張られるため、口角がさらに下がってしまい上げにくくなるというわけですね。
筋肉の衰えによるもの
口角には上げようとする筋肉、下げようとする筋肉の2つがあります。
上がりにくくなる理由はこの2つの筋肉によるものです。
口角が下がる原因の1つは上げようとする筋肉が衰えるためで、人は加齢によって筋肉が衰えてきますが、歳を取ると表情が乏しくなるのはこのためです。
さらに、顔の筋肉は筋トレと同様使うことで鍛えられ、使っていないとどんどん衰えます。
なので無表情だったり、表情が乏しい方は顔の筋肉が衰えてしまい口角が上がりにくくなるといった悪循環になります。
口角を上げることでのメリットとは
セロトニンが分泌される
健康や美と深い関係があるセロトニンですが、これが不足してしまうと低体温や不眠、イライラしたりなど、精神的に悪影響が及びます。
このセロトニンの分泌を促進する方法はさまざまで、バランスのいい食生活を送る、日光を浴びる、深呼吸、適度な運動などがありますが、忙しい現代人にとっては簡単なことではないでしょう。
そこで、気軽にセロトニンの分泌を促進する方法が口角を上げることだと言われており、ただ上げるだけでもいいそうです。
口角を上げ笑顔でいると能に幸せと感じる信号が送られ、セロトニンが分泌されるというから驚きです。
よく、脳をだますということを聞いたことがあるでしょうが、これと似たことで笑顔でいると幸せと脳が認識するためセロトニンが分泌されるわけですね。
笑顔がもたらす美容効果も絶大です。
笑うことで女性ホルモンが分泌され、肌細胞の代謝が向上するためターンオーバーが促されます。
また、美肌効果以外にも自律神経のバランスがよくなり、健康にもつながるのです。
口角をただ上げるだけでも脳にはいい影響が起きるとも言われているので、ぜひ口角を上げることを心がけてみてください!
ポジティブになれる
さらに、セロトニンを分泌する以外にもさまざまなメリットがあると言われています。
笑顔でいると脳の前頭葉が刺激されますが、自発性や思考、感情などといったものをつかさどっているのがこの前頭葉です。
この部分を刺激することでいいアイデアが浮かび、ポジティブになれると言われています。
周りにもいい影響を及ぼす
人間の体内にはミラーニューロンという名前の細胞があり、この細胞は他人と共感する細胞と言われていて、他人の動作と同様の行動をとる性質があります。
つまり、口角を上げて笑顔できるとそれが回りの人の笑顔にもつながるということですね。
笑顔が笑顔の連鎖を生んで、周りにいい影響をもたらすなんてすばらしいですよね。
表情筋が鍛えられる
顔の筋肉表情筋は日ごろはあまり使われる筋肉ではなく、むしろ意識して使用しないと衰え、たるみやしわの原因になります。
また、みなさんは笑いすぎると笑いジワができると思い、わざと笑わないようにしていませんか?
これは大きな間違いで、さらに表情筋を衰えされてしまっています。
口角を上げて笑顔でいることは表情筋を鍛えるのに有効なので、積極的に口角を上げるトレーニングを行いましょう。
口角を上げるトレーニング法
割り箸を使う
口角を上げる方法に割り箸を使うものがあります。
やり方は以下の通りです。
- 割りばしを口にくわえ、そのまま口をいの字にし口角を上げます。
- このとき、「い」と口に出してやるとうまくできます。
- 口角が割り箸より上がるようにし、その状態を30秒程度キープする
これを3回行いましょう。
はじめは割り箸を加えるだけでしんどいものです。
何かを口にくわえるのは意外と筋肉が必要で、それだけで唇がプルプルと震えてきます。
30秒間もキープするのはつらいですが、何回かやっているうちにだんだんと慣れてくるためぜひ一度チャレンジしてみましょう。
口角を上げるエクササイズ
加齢によりほおがたるんでくると同時に口角も下がってくるものです。
ある程度は仕方ないでしょうが、今以上に下がらないようにするため口角を上げるエクササイズをしてみましょう。
- 口を閉じ、口角を上げ笑顔を作ります。
- 右の口角を上げ左は下げるように動かし、右目だけを閉じます。
- それを5秒間キープしゆっくりと元に戻しましょう。
- 左の口角も同様に行い3回繰り返しましょう。
なお、このエクササイズはほおの筋肉と口元の両方を鍛えられます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
口角が下がる原因や上げることでの効果、上げるためのトレーニング法などをご紹介してみました。
顔の筋肉が硬直していると口角も上げづらく笑顔に作りにくいですよね。
ですが、ご紹介したトレーニングを取り入れれば顔の筋肉もほぐれてきて、口角も上がり柔らかくできるはずです。
また、口角を上げることで笑顔になれる以外ではく魅力も多いです。
ぜひ今日からトレーニングしていただき、素敵な笑顔になりましょう!