美しい歯の条件と審美歯科治療を受けるべきケースとは

はじめに

みなさんはご自分の歯に自信がありますか?ほとんどの方は自信がない・・と答えるのではないでしょうか?
一般的な歯科治療では保険を使って治療するため、機能性を重視するので理想通りの審美性が得られない場合が多いです。
いっぽうで、審美歯科では保険外治療を行うことで機能性を高めると同時に審美性も高める治療を行うことが可能です。

さらに、審美歯科では歯の審美性を高めるためのさまざまな施術があります。
ここでは美しい歯の条件や審美歯科治療を受けるべきケースについてまとめてみます。

美しい歯の条件とは

歯並びがきれい

美しい歯とは歯並びがきれいなことが大前提です。
きれいな歯並びとは前歯の中心を境い目にし、左右の歯の生え方や大きさなどが対称になっていることが条件で、対称であればあるほど美しい歯並びだと言われています。
また、上下の前歯の水平的距離が2~3ミリであることも条件です。それ以上になると出っ歯や受け口と言われます。
奥歯の噛み合わせも実際にはとても大切で、奥歯がきちんと噛み合っていないと上下の歯の間にすき間ができたり、前歯の中心がずれてしまいます。

白く透明感がある

また、美しい歯とは白く透明感のある歯であることが条件です。
歯が黄ばんでいたり汚れていると、不潔でだらしなく見えてしまいます。

審美歯科とは

では、審美歯科とはどういった治療を行うところなのでしょうか?審美歯科とは歯だけでなく歯並びや歯の色などを総合的に美しくしてくれるところです。
施術内容には歯や歯ぐきの修復を行ったり、歯を白くしたり、歯並びをきれいにする・・などがあります。
これらすべてを行うクリニックもあれば、どれかだけというクリニックもあります。
ただ、これらすべてを行っているクリニックはまだ少ないので、審美歯科へ行く前にご自分が理想としている治療に合ったクリニックかどうかを前もってチェックしておくようにしましょう。
また、審美歯科は保険が使える治療とそうでないものがあるため、保険が使えると安く治療が受けられますが、そうでないものだと高額にあることがあるので、ご自分の経済的事情ともしっかり相談して選ぶようにしましょう。

審美歯科を受けるべきケースとは

治療済みの銀歯が気になる

以前虫歯で治療した銀歯が見えてしまいそれがコンプレックスになっている場合、白い詰めものなどにすると見た目がきれいになります。

歯の色を白くきれいにしたい

歯の色が変色してしまっている場合、歯の色を白くきれいにしたりすることで美しい見た目が回復できます。

きれいな歯を保ちたい

保険を使った差し歯や詰めもので治療した場合、時間が経つにつれ変色してしまったり、歯ぐきの色が黒ずんだりすることがあります。
審美歯科で治療すれば変色しづらい材料を使って長期間美しい状態を保つことができます。

審美歯科の施術の種類

ホワイトニング

ホワイトニングとは歯に薬剤を塗布し漂白する施術のことを言います。
歯を削ることなく歯の色そのものを白く自然な色にすることができるため、アメリカなどではかなり前から行われてきましたが、最近では日本でも人気が高まっています。
ホワイトニングするには過酸化水素や過酸化尿素と言われる薬剤を歯の表面に塗布することで、歯のエナメル質についた着色成分を分解し白くしていきます。
何度か施術をすることで少しずつ白くでき、理想の白さになるまで行います。
ホワイトニングにはクリニックで行うオフィスホワイトニングとご自分で家で行うホームホワイトニングがありますが、効果をさらに高めるには両方を同時に行うデュアルホワイトニングという方もおすすめです。

矯正治療

歯並びが乱れているのを美しくする治療に矯正治療があります。
矯正治療ではブラケットと言われる矯正装置を装着し、歯並びをきれいにしていきます。
ブラケットはワイヤーを通した銀色の矯正装置のため目立つということで敬遠されがちですが、最近では透明なものもあったり、歯の裏側にブラケットを装着する裏側矯正という方法も行えるようになってきました。
ただ、歯並びを最もきれいにできるのはブラケット矯正だとも言われています。
費用は約100万円程度ですが、美しい歯並びを得られると考えればそう高くないと言えるでしょう。
また、矯正治療にはブラケット矯正の他にマウスピース矯正というものもあります。
ご自分の歯並びに合ったマウスピースを装着することで少しずつ歯並びを移動させる方法です。
ブラケット矯正と比較すると効果は低いと言われていますが、見た目に矯正治療を行っていることを気づかれづらいので人気の矯正治療法です。
ただ、一日当たりの装着時間が非常に長いのと歯を大きく移動させる際には向いていないと言われています。
費用については40~100万円程度でかなり高額になります。

セラミック治療

セラミックとは陶器の材料で、歯科治療では被せものや詰めものの材料として最高の品質だと言われています。
セラミックの中でも特に人気なのがオールセラミックで、すべてセラミックでできているため透明感に優れ自然な仕上がりでまるで本物の歯と見間違うほどです。
このセラミックと銀歯との違いはセラミックは安定した材質なので経年劣化の心配がないことで、虫歯になりづらいという特徴があります。
また、金属が一切使われていないので唾液中に金属成分が溶け出すこともなく、アレルギーの心配もありません。
いっぽうで、銀歯は経年劣化により変形してしまいその隙間から再度虫歯になったり、金属成分が唾液中に溶け出してしまい歯茎が黒ずんだり、金属アレルギーの心配があります。

まとめ

美しい歯の条件や審美歯科を受けるべきケース、審美歯科の施術の種類などを詳しくご紹介しました。
みなさんの歯は美しい歯の条件にあてはまりましたか?
もし、ご自分の歯が気になるという場合には信頼できる審美歯科を見つけていただき、白く美しい歯になるよう施術を受けてみてはいかがでしょうか?
ただ、その前にしっかりとカウンセリングを受けていただき納得した上で施術に臨むようにしてくださいね!
みなさんがご自分の理想通りの美しく白い歯を手に入れられるよう願っています!

 

 

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