審美歯科で見た目は変わる!悩み別の治療法をご紹介

 

「もっと白い歯だったらなぁ…」

「歯並びが気になる…」

などなど、歯の見た目に関する悩みってなかなか尽きないですよね。

特に芸能人のように口元が美しい人の笑顔を見た時はなおさらです。

しかし現在では、このような自分の口元に悩みを抱えている人にとっての治療方法が数多く存在しています。

とはいえ、種類が多いからこそ、自分がやるべき治療はどれなのだろうと分からなくなってしまいますよね。

そこで今回は、「悩み別の治療方法」についてご紹介していきます。

これから歯の治療を少しでも考えている方は、是非参考になさってください。

 

「見た目」も良くする審美歯科について

アメリカでは「歯を白くすることは最低限のマナー」と言われているほど、歯に対する美意識が高いのだそうです。

一方で日本では歯の白さに関してはそれほど重要視されていませんが、やはり芸能人のような白い歯には憧れますよね。

そこでまずは、最近耳にするようになった「審美歯科」について説明していきたいと思います。

皆さんが普段行く歯医者では、虫歯の治療や矯正などをメインにしています。

それに対し、審美歯科は通常の歯科医院のような治療を行うことに加え、「美しさ」も重視しているのです。

つまり、審美歯科とは「機能」と「見た目」の両方を追求した歯科治療ということになります。

 

黄色い歯が気になる

歯磨きなどで鏡を見るたびに、歯が黄ばんでいると少しガッカリしますよね。

しかし、歯が黄色くなってしまう原因の1つとして食べ物による「着色」があるので、これは仕方のないことでもあります。

それでは、歯を白くしたい場合はどのような治療方法があるのでしょうか。

 

ホワイトニング

歯を白くすると聞いて、真っ先に思い浮かぶのがホワイトニング

このホワイトニングには「ホームホワイトニング」、「オフィスホワイトニング」、「デュアルホワイトニング」の3種類があります。

それぞれの違いについて説明すると、ホームホワイトニングは名前の通り、自宅で行うホワイトニングのことです。

自宅でと言っても、最初から全部自分でやるのではなく、最初は歯科医院で自身の歯型に合ったマウスピースを作成してもらい、その後自宅で専用の薬剤を用いてホワイトニングをする方法を指します。

一方で、歯科医院で行うオフィスホワイトニングは、歯の表面に薬剤を塗り、レーザーを当てることでホワイトニングをする方法です。

こちらはホームホワイトニングに比べると費用も安く、1~4回の施術で済むため、早く歯を白くしたいという方には向いているかもしれません。

一方で歯の色が戻りやすいというデメリットもあります。

そして、このオフィスホワイトニングとホームホワイトニング、2つの方法を組み合わせたものがデュアルホワイトニングです。

2つの長所を生かしているとも言えるため、短期間で歯を白くすることが可能ですが、その分他と比べると料金が高いのがデュアルホワイトニングのデメリットになります。

 

セラミック

セラミックは歯に被せるもので、陶器が材料となっています。

そのため、丈夫な上に、透明度がある自然の歯に近い仕上がりになります。

また、金属類を一切使用していないため、金属アレルギーの方でも安心して治療を受けることができるのも特徴の1つです。

前歯の治療が一般的なので、特に前歯の変色が気になる…という人にはオススメかもしれません。

歯が白くなり、歯並びが綺麗になるだけでなく、歯の色も一生変わらないため、綺麗な見た目を維持することができるのです。

ただ、デメリットとして、陶器が材料となっているため、衝撃によっては欠けてしまう場合があることや値段が高いことが挙げられます。

 

ラミネートべニア

ラミネートべニアは、歯を白くしたい!以外にも、歯と歯の間の隙間が気になるという方にもオススメです。

歯の表面を薄く削って、セラミック製の薄いシートを貼り付ける方法になります。

使用しているものがセラミックであるため、歯の色が変わることがない上に、治療の際の削る量が少ないので噛み合わせが変わる心配もありません。

また、ラミネートべニアには、100%セラミックの「オールセラミック」や合成樹脂も配合した「ハイブリッドセラミックス」などいくつかの種類があります。

ただし、「ハイブリッドセラミックス」は、「オールセラミック」と比べると費用が安い分、変色などの恐れがあります。

 

歯並びを良くしたい

歯並びが良いと、自信を持って笑うことができますし、笑ったときに見える前歯が綺麗な人は好印象に見えますよね。

歯並びを良くする方法としては、以下で紹介する「歯科矯正」以外にも、先程説明した「セラミック」「ラミネートべニア」も挙げられます。

 

歯科矯正

歯並びを改善する治療方法として代表的なのが歯科矯正。

歯科矯正と聞くと、単純に悪い歯並びを良くするだけのイメージがありますが、実際はそれだけではありません。

歯並びを治すことで、きちんと噛み合うようにすることに、歯科矯正の本来の目的があるのです。

歯の噛み合わせが悪いと、頭痛や肩こりといった体調不良の他に、歯が磨きにくいことによって虫歯になりやすくなるなどの問題が生じることがあります。

しかし、噛み合わせを改善するだけで、これらの症状が良くなるだけでなく、見た目の印象もアップするため、健康にも自信にもつながるのです。

治療期間としては、人にもよりますが成人の場合1~3年程度を目安にすると良いでしょう。

 

無くなった歯を取り戻したい

歯を失ってしまったときの治療方法としては、「入れ歯」「ブリッジ」、そして今から説明する「インプラント」などがあります。

 

インプラント

インプラントとは、歯が無い部分に、新しい歯を作る治療方法のことを指します。

具体的に説明をすると、歯の根っこの代わりとして、ネジのような「インプラント体」というものを顎の骨に埋め込みます。

そして、そのインプラント体(人工の歯の根)の上に人工の歯をはめ込むというものです。

なかなか想像がつきにくいかもしれませんが、この治療法だと他の歯に負担がかかることがありませんし、何よりも見た目が自然の歯に近いものになります。

 

「入れ歯」や「ブリッジ」ももちろん良いのですが、清潔性や見た目、安定感の面ではインプラントの方が優れていると言えるでしょう。

ただし、インプラントをする際は手術をすることになりますので、心配な方は事前にしっかりと相談をすることも大切です。

 

症状に合った治療方法を

いかがでしたでしょうか?

今回は審美歯科をテーマにして、歯に関するコンプレックス別の治療方法について説明させていただきました。

悩み1つにしても様々な治療方法があるため、ご自身の予算やライフスタイルを考慮した上で、合ったものを選ぶようにしましょう。

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