ホワイトニングの種類とそれぞれのメリットデメリット

はじめに

みなさんはご自分の歯の白さに自信がありますか?
接客業や営業のお仕事をしている方は笑顔が大変重要なポイントである・・ということを耳にします。
美しく白い歯だとより魅力的に見えるもので、相手に与えるイメージをよりよくするためにも、クリニックでホワイトニングを受けることをおススメします。
クリニックで受けられるホワイトニングにはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの2つがあります。
この2つにはそれぞれメリットやデメリットがありますが、ここではオフィスホワイトニング、ホームホワイトニングのメリットやデメリットを詳しく解説してみたいと思います。
今後ホワイトイング治療に興味がある方は読んでみて下さいね!

白く健康な歯を保つための習慣とは?

ホワイトニングの種類

・オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングとは高い濃度の薬剤を歯に塗って光を当てて白くしていくものです。
このホワイトニングはクリニックでしか施術ができません。

・ホームホワイトニング

こちらはクリニックで作成したマウスピースを使って、ご自分で薬剤を入れ装着することで白くしていきます。
いったんマウスピースを作成してしまえば、後は薬剤を追加で購入するだけで済みます。

他に、この両方を併用したデュアルホワイトニングという方法を行うこともあります。

オフィスホワイトニングのメリット

オフィスホワイトニングの最大のメリットは手間がかからないこと、即効性が得られることです。
オフィスホワイトニングでは濃度の高い薬剤を使うため、その日のうちに白さが得られると言われるほどです。
また、歯科衛生士や歯科医師が全て施術を行うため安全で手間がいりません。
すぐに歯を白くしたい場合や、ホームホワイトニングのような手間をかけたくない方にオススメです。
また、すぐにでも歯を白くしたい人や、ホームホワイトニングのように自分ひとりでケアを行う方法は面倒だという人にもおすすめです。

オフィスホワイトニングのデメリット

上でご紹介したように、経験や知識が豊富な歯科衛生士や歯科医師によって専用の機器や薬剤を使用し、施術してもらうことができるオフィスホワイトニングですが、例外もあると言えばあります。
それは1回の施術のみで理想の白さにならないこともあるからです。
さらに、クリニックで施術してもらえるとは言え、歯の状態によっては色にムラが出ることもあります。
それは歯の厚みなどによって思ったような効果が出にくくなるため白さが均一にならないからです。
ただ、常に起こるものではなく、患者さんそれぞれの歯の状態によるものなので施術をしてみないと分かりません。
ですが、ホワイトニングを何度かしていくことによって目立ちにくくなるので安心です。
また、ホワイトニングの効果は永久的なものではなく、少しずつ色戻りがあります。
1回の施術で効果が持続するのは3~6か月程度と言われており、効果が早い分色戻りも早いのがオフィスホワイトニングの特徴です。
ホワイトニングで使用する薬剤の主成分はオフィスホワイトニングの場合過酸化水素というもので、これを使うと歯の表面にある保護膜を溶かしてしまいます。
そのため、一時的ではあるものの歯の表面が荒れてしまいます。
この保護膜は48時間程度経てば元通りになりますが、それまでは食べものなどに注意しましょう。
また、オフィスホワイトニングの薬剤によって知覚過敏になることもあると言われています。
薬剤が歯の神経に刺激を与えるので敏感になりやすいからです。
オフィスホワイトニングで使う薬剤はホームホワイトニングのものと比べて高い濃度なので、知覚過敏になりやすいそうです。
もし、なってしまっても数か月も経てば元通りになります。

ホワイトニングで白くならない歯とは

ホームホワイトニングのメリット

ホームホワイトニングのメリットは自分で調整しながら自分のペースでホワイトニングできることと、通院の手間がいらないことです。
オフィスホワイトニングと比較すると色戻りもほとんどないので、通院しづらい、ホワイトニングに時間や手間をかけられない・・という方にオススメです。
ちなみに、ホワイトニング先進国アメリカでは9割もの方がホームホワイトニングを希望するそうです。
人に任せるのではなく、自分で効果を実感しながら行えるのがメリットだからでしょう。
ホームホワイトニングは歯にとってダメージがあまりなく、色が戻りにくいのもメリットです。
じっくり白くしていくので後戻りしにくいのが特徴です。
ホームホワイトニングにも市販品のものがありますが、安全に行うためにはクリニックで診てもらう方がいいでしょう。

ホームホワイトニングのデメリット

いっぽうで、ホームホワイトニングにもデメリットがあります。
ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングとは違って濃度の低い薬剤を使い時間をかけ少しずつ白くしていくものなので、効果が出るまでに時間がかかることです。
2週間程度で1段階色が明るくなる程度です。
また、ホームホワイトニングは歯の白さを調整するのが困難です。
オフィスホワイトニングだと歯科医師が希望する白さに調節してくれますが、ホームホワイトニングは自分で施術するのでわかりづらいからです。
また、ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングで使う薬剤より低い濃度のものを使いますが、それでも歯に全く影響がないとは言いきれません。
ホームホワイトニングでは過酸化尿素の濃度が10~20パーセントの薬剤を使うため安全性が高いものの、歯の保護膜を溶かすのは同じです。
ただ、知覚過敏になるリスクは低いと言われています。

まとめ

歯を白くするためにはいろいろな施術がありますが、正式なホワイトニングは漂白剤によって着色成分を分解した上で白くするものだけを言います。
なお、ホワイトニングで使う漂白剤は日本ではオフィスホワイトニングとホームホワイトニングでしか使用が認可されていないので、クリニックで処方してもらうしかありません。
それ以外のホワイトニングと言われるものは汚れを落とす程度の効果しか得られないのが実情です。
効果をはっきりと得たいのであれば、クリニックでホワイトニングを受けるようにしましょう!

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