好印象な笑顔になるための口元や歯の条件とは

はじめに

人は会ってたった5~15秒で、相手に与えるイメージが決まると言われています。その間に顔以外に服装や姿勢などを見ていたり、見られていたりすると言われています。

特に、顔の中で最も重要なのは口元で、意外と人は相手の口元を見ているものです。

ある調査によれば、異性の第一印象で最も重要視するところは口元という結果が出ており、男性が4割以上で、女性についていえば5割以上もの方がそうだと答えています。

ここでは好印象な笑顔になるための口元や歯の条件、そのための方法などについてまとめてみます。

好印象な笑顔になるための口元や歯とは

歯並び

歯並びがきれいかどうかについての条件を知っておけば、ご自分の歯並びがどうなのか客観的に見られるでしょう。さらに、自己判断できるようになれば、どういった治療法が必要になるのか分かるはずです。

ここではきれいな歯並びの条件とはどういったものなのかをご紹介したいと思います。

まず、口元から見える歯並びが美しいことが条件です。

会話したり笑ったりする際に見える歯並びは人の見た目に大きく関係すると言われています。つまり、歯並びによって人のイメージが決まってしまうことがあるため、歯並びが美しいことによるメリットは大きいです。

女優さんやモデルさんなどが歯並びがきれいな理由はここにあるのでしょう。

また、歯が重なり合っているとそこばかり目立つため、歯並びが実際に乱れていなくてもきれいに見えなくなってしまうことがあります。

次に、歯の形が左右対称であることが条件です。

前歯の中央から歯の向きや大きさ、形などが左右対称だと歯並びが綺麗に見えます。また、上の前歯が下の前歯より前に出ていることも重要です。

出ている目安として2ミリ程度がベストだと言われており、逆にあまりに出ていると出っ歯に見えるので相手に与えるイメージが悪くなります。

噛み合わせがいいことはもちろん絶対条件です。受け口や出っ歯でなく歯全体を使ってしっかりと噛めることが条件です。

歯並びが悪いままだと見た目が悪いだけでなく、噛み合わせも悪くなってしまうなどさまざまな弊害が起こります。

歯並びをきれいにするには矯正治療がおすすめで、矯正治療を行うことで見た目がよくなるだけでなく、全身の健康状態もよくなることがあります。

たとえば、消化吸収がよくなったり、頭痛や肩こりなどが解消されたり・・などですね。ただ、保険が使えないので高額な治療費が必要になりますが、それ以上にさまざまなメリットがあるので、歯並びが悪い方はこの機会に治療を検討してみてはいかがでしょうか?

歯ぐきがピンク色

歯ぐきが黒ずんでいる人を見ると、マイナスなイメージを受け取ってしまう方が多いのではないでしょうか。歯ぐきが黒ずんでいると、老けて見えたり、不潔に見えたり、疲れれているようなイメージを与えます。

この歯ぐきの黒ずみの原因が金属製の詰めものや被せもの場合、金属でないものに変える必要があります。

全体的に黒ずんでいる場合はたばこや強く磨き過ぎなどが原因として考えられます。強くブラッシングしすぎると、それによりメラニン色素が沈着してしまいピンク色の歯ぐきが黒ずんでしまうからです。

歯が白く健康的

相手にいいイメージを与える笑顔は母音のイを発音する際の歯の形状だと言われています。口角が上がり、唇が横に開いた状態を意識して発音しましょう。

歯ぐきがあまりに見えすぎてしまうと、下品に見えてしまうので歯ぐきがギリギリ見えない程度に開くのがベストで、前歯が8~10本程度見えるのがいいでしょう。

ただ、この時注意したいのは歯の色です。白い歯だと相手に健康的で清潔なイメージを与えられますが、逆に黄ばんだり茶色になったりしていると不健康で不潔なイメージを与えてしまうでしょう。

歯の変色の原因はさまざまですが、食生活の乱れによってエナメル質が溶けだしてしまったり、色の濃い飲食物を摂ることで歯が変色してしまったりするためです。

歯の表面の汚れはPMTCと言われる施術できれいにすることができます。

加齢などによる黄ばみを白くするためにはホワイトニングが効果的でしょう。

ホワイトニングにはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングがあり、オフィスホワイトニングはクリニックで施術を受けるもので、ホームホワイトニングは自分専用のマウスピースを作り自宅で行うものです。

それぞれメリットもあればデメリットもありますので、クリニックでカウンセリングを受けてから施術を行いましょう。

好印象な笑顔になるための審美歯科の重要性

口元を美しくするには審美歯科で治療を受けることがおすすめです。

審美歯科とは歯の色や歯並び、口元を美しくすることに力を入れているもので、一般的な虫歯や歯周病などの治療はお口の機能を回復することが目的なので保険を使った治療を行うため、金属を使ったり、変色しやすい素材を使うこともあります。

ですが、審美歯科は機能面だけでなく審美面を考慮して治療を行います。つまり、治療目的だけでなく美しさも求めようとするのが審美歯科の考え方です。

現在のところ、審美歯科で行われている治療のほとんどは保険が使えません。

保険診療とはもともとけがや病気を治療することが目的なので、美しさを回復するための治療は保険が使えないのは当然と言えば当然ですね。

日本では保険が使える治療であれば、全国どの病院で治療しても費用は同じと決まっています。

ですが、自由診療だと治療費はクリニックが自由に決められるため、同じ治療内容であっても費用に差が出てきます。自由診療で治療を受ける場合には前もって費用について知っておきましょう。

さらに、一言で審美歯科と言ってもさまざまな治療法がありますので、メリットやデメリットについてもクリニックでしっかりと説明を受けてから治療に進みましょう。

まとめ

好印象な笑顔になるための歯の条件や口元の条件などについてまとめてみました。

人と目が合った時に見せる笑顔はその人のイメージになることが多く、つまり最初の笑顔のイメージが自分のイメージを左右すると言ってもいいでしょう。

きれいな口元でにこっと笑われて嫌な気持ちになる人はいないはずです。ぜひ、美しい口元を手に入れていただき、ご自分のイメージアップにつなげてくださいね!

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