突然ですが、皆様は「歯が黄ばんでいる人」や「歯が茶渋で汚れている人」に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。
おそらく、多くの方が「ご高齢の方」や「清潔感が無い」といったイメージを持たれるのではないかと思います。
事実、歯の黄ばみは年齢よりも老けて見える原因になってしまう事も多く、歯が黄ばみが原因でお口にコンプレックスを感じている方も少なくありません。
そんなお口のお悩みにおすすめなのが、歯を白くする「ホワイトニング」。
ホワイトニングは単に歯を白くするだけではなく、口元に自信を持つ事が出来、積極的になれるというメリットもあります。
今回は、「黄ばんだ歯を放置している事のデメリット」と、「ホワイトニングによって得られる各種の効果」についてご紹介いたします。
黄ばんだ歯はなぜ、老けて見える?
歯が黄ばんでくる第一の理由は「加齢による自然現象」
歯の変色の大半を占めているのが、「歯の黄ばみによる変色」です。
歯の黄ばみは主に加齢によって起こり、年齢を経るごとに歯は黄色くなってゆきます。
これは、歯の表面のエナメル質の下にある「象牙質」という歯の成分が老化する事によって現れる現象なのですが、象牙質はもともと黄ばみがかったクリーム色をしており、年齢を重ねると象牙質が新陳代謝によってさらに黄色くなるという特徴があります。
つまり、黄ばんだ歯は「年を取ると誰にでも起きる加齢現象」の一つです。
この為、人々の間では「ご高齢者の方=歯が黄色い」というイメージを持つ人が多く、このイメージが「黄ばんだ歯の人は実年齢よりも老けて見える」という理由につながっているのです。
加齢以外の原因で歯が黄ばんだり茶色くなる事も
では、加齢以外の原因で歯が黄ばんだり茶色くなる事はあるのでしょうか。
答えは「YES」です。
歯は加齢による象牙質の変色以外にも、プラーク(歯垢)や歯石が歯に付着していても黄ばんで見えるほか、お茶やコーヒー、紅茶や赤ワイン、カレーなどの飲食物によるステイン汚れ、タバコを吸う喫煙行為によるヤニ汚れ、またはフッ素や抗生物質などの薬剤が原因で歯が茶色くなってしまう事があります。
ホワイトニングで得られる「嬉しい効果」
以上のように、人の歯は加齢やプラーク、歯石が原因で黄ばんでしまったり、お茶や赤ワイン、喫煙、薬剤の影響で茶色くなるなど、意外なほど身の回りには「歯が汚れる原因」があふれています。
このような歯の黄ばみや汚れは歯磨きだけでは落とす事が難しくなってしまう為、歯を白くするホワイトニングを行う事で効率的に美しく白い歯を手に入れる事が可能です。
ホワイトニングには歯を白くするのはもちろんの事、その他の「嬉しい効果」が数多く得られるというメリットがあります。
ホワイトニングで得られるメリットとしては、
口元に清潔感が出て、人に与える印象が良くなる
ホワトニングによって歯が白くなると、自然と口元に清潔感が生まれます。
また、歯が白い事で人に与える印象が「爽やか」「信頼出来そう」といった好印象になり、人とのコミュニケーションにおいて大きなメリットをもたらす効果を期待出来ます。
笑顔が美しくなる
人は笑った時の笑顔でその人の印象が決まります。
ホワイトニングによって歯が白くなる事で人前でも歯の汚れを気にせず大きく口を開けて笑う事が出来るようになり、相手の方の記憶に良い印象として残りやすくなります。
肌が自然と綺麗に見える
歯が白く美しい人は、相乗効果によって肌の色も白く見えます。
また、肌の色が濃い人の場合でも歯の白さがより肌を引き締めて見せる作用がある為、お顔全体をキリッと美しく際立たせる事が出来ます。
歯並びが整って見える
歯が白い口元の人は、歯が黄ばんでいたり茶色に変色している人よりも歯並びが整って見えます。
もちろん、歯が白い事は歯並びそのものを改善してくれる訳ではありませんが、白く美しい歯はそれだけで自然と歯並びも整って見える効果を期待出来ます。
お口のコンプレックスが軽減され、積極的で明るい性格になる事が出来る
歯が黄ばんでいたり、ステインやヤニ汚れで歯が茶色いと、どうしても人前でお口の中を見せるのが恥ずかしくなってしまい、「人前で大きな口を開けて笑えない」、「人と話す時に手で口元を隠してしまう」といったコンプレックスを抱えてしまう事があります。
これらの「歯が汚い事が原因のお口の悩み」は、ホワイトニングによって白い歯を手に入れる事でコンプレックスを軽減出来るほか、コンプレックスが無くなる事で人と積極的にコミュニケーションを取れるようになり、明るい性格になる事が出来ます。
ホワイトニングの種類について
1.オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは歯科医院で行う基本のホワイトニングであり、過酸化水素水から作られたホワイトニング剤を歯の表面に塗り光を当て、歯の中に沈着して着色してしまった汚れを浮き上がらせて除去する事により歯を白くします。
オフィスホワイトニングは比較的短期間で歯を白くする事が出来、早い人であれば初回のホワイトニングで歯の白さを実感出来るケースも多いです。
オフィスホワイトニングにかかる期間は患者様が「どの程度歯を白くしたいか」によってそれぞれ異なりますが、「1週間に1回のペースで通院」「1回の施術時間は30分から1時間前後」でホワイトニングを行った場合、およそ「3週間程度」で歯の白さを実感出来るようになります。
2.ホームホワイトニング
ホームホワイトニングはご自宅でご自身で行う事が出来るホワイトニングです。
ホームホワイトニングを行う際にはまず歯科医院で診察を受けた後、ホームホワイトニングに必要な透明のマウスピースとホワイトニングジェルのセットを購入します。
ホワイトニングセットを購入した後は、ご自宅でマウスピースにホワイトニングジェルを塗り込んでゆき、就寝中などに装着して歯のホワイトニングを行います。
ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングよりもホワイトニングの薬剤の成分が弱くなる為、歯を白くするのに時間がかかりますが、個人差はあるものの「1回あたり約2時間」のホワイトニングを毎日続ける事により、およそ「1ヶ月から2ヶ月程度」で歯を白くする事が可能です。
3.デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングは歯医者で行うオフィスホワイトニングとご自宅で行うホームホワイトニングを合わせて行う方法です。
デュアルホワイトニングは主に3種類あるホワイトニングの方法の中ではもっとも早く歯を白くする事が出来、早い人であれば初回のオフィスホワイトニングを行った後に「毎日約2時間」のホームホワイトニングを続ける事により、「2週間程度」で歯の白さを実感出来るケースもあり、白い歯を早く手に入れたい場合にオススメの方法となります。
ホワイトニングは「白く美しい歯」と「人から愛される笑顔」を作ります
「歯が黄ばむと老けて見える理由」「ホワイトニングがもたらすさまざまな効果」についてお話をさせていただきました。
日本では芸能人やセレブの人たちが行うイメージがあるホワイトニングですが、ホワイトニングはお金持ちの人だけに行う治療ではありません。
ホワイトニングはどなたでも気軽に受ける事が出来る上、ただ単に歯を白くするだけではなく、「人から愛される笑顔」を作る、というメリットがあります。
もし、「歯がコンプレックスで人前で笑えない」「歯の黄ばみが気になって大きく口を開ける事が出来ない」というお悩みをお持ちの場合には、ぜひ、今回ご紹介したホワイトニングからご自分に合った方法を選択してホワイトニングを行い、白く美しい歯の輝きを取り戻してみてはいかがでしょうか。