目次
はじめに
みなさんはご自分の歯並びに自信がありますか？
歯科矯正を受けてみたいけど、いくらくらいかかるのか、どんな種類があるのかなど、疑問を持っている方は多いでしょう。
そこで、ここでは歯科矯正について知っておいていただきたい基礎知識をまとめてみたいと思います。
歯科矯正にかかる費用や矯正装置にはどういった種類があるのかなど、ぜひご参考になさってみてください。
もし、ここでご紹介したことを読んでいただいて疑問に思う点があればクリニックで一度相談してみてくださいね！
歯科矯正とは
そもそも歯科矯正とはでこぼこした歯、八重歯、受け口、出っ歯などといった噛み合わせを治す矯正のことを言い、マウスピースやワイヤーなどを使って顎の骨や歯などを動かし、正しい位置へと調整していくことを言います。
一般的な虫歯治療とは違って自由診療なので費用が高額になり、治療期間も長くなるのが特徴です。
ですが、歯並びを綺麗にすることで噛み合わせもよくなって口元にある筋肉も正しく動くようになるため、噛み合わせがよくなるほかに頭痛や肩こり、全身が健康になる効果もあります。
一般歯科との違い
基本的には同じと言えますが、矯正歯科専門だと専門的な知識を持つ医師が治療を行うため一般的な歯科より高い施術が受けられます。
さらに、矯正装置の種類も多いので患者さん一人一人のニーズに合わせた治療ができ、満足した治療が受けられます。
歯科矯正治療は歯科治療の中でも費用が高額なので、メニューが豊富なクリニックを選びたいものです。
もし、歯科矯正しようか迷っておられる方は一度カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか？
矯正装置の種類
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は一般的に行われている矯正法で、噛み合わせと歯並びを治療できます。
費用が比較的安い金属ブラケットと透明で目立たない審美ブラケットなどの種類があります。
メリットとしては歯1本1本にブラケットを装着するため、0.1ミリ単位で歯の位置を決められるという点が挙げられます。
一方で、デメリットとしては歯の表側に装置をつけるため、目立ちやすいという点が挙げられます。
また、歯を動かす距離が大きい場合には歯と歯の隙間があいてしまったり、歯ぐきが下がったりということがあります。
マウスピース矯正
マウスピース矯正とはワイヤーやブラケットなどを使用せず、透明なマウスピースを使って少しずつ矯正する方法で、小さな凸凹があったりすきっ歯の治療に行われています。
メリットは歯に合わせた透明な装置なので人から気づかれることなく、不快感じや発音しづらいなどといったことがありません。
また、自分で取り外せるためケアがしやすいです。
デメリットとしては歯を動かす距離が大きいケースでは使えませんし、装着時間をきちんと守らない場合には効果が出にくかったり、逆に余計に時間がかかることがあります。
矯正治療の費用
矯正費用は治療過程で必要となる基本費用にそれぞれの治療装置の費用で計算できます。
なので、治療前におおよそですが3～10万円程度はかかると思っておきましょう。
ただ、問題となるのは治療中と治療後のメンテナンス料と調整料ですね。
その回数分追加されるため、トータルいくらかかるのか正確に事前に把握しておくことは難しいです。
一つ目安となるのが一般的な上下表側ブラケット矯正の場合は90～100万円程度になると思っておけば、余裕を持って支払いプランが立てられるはずですよ。
また、一般的に治療装置の基本料に加え、メンテナンス料や調整料が個別に設定されていることが多いので、治療費の総額を見積もってもらい支払いプランを立てることが大切です。
当然ですが、治療期間が長ければ長くなるほどその間にかかる調整料が加わるため、治療期間やおおよその費用について治療前にクリニックできちんと相談しておきましょう。
トータル制のところも
治療前や治療中、治療後など全てにかかる費用の総額を事前に提示してくれるクリニックもあるそうです。
この場合には前もって総額が分かった上で治療に入るため、調整回数などにより治療後に総額が変わることはないでしょう。
なので、支払い計画が立てやすいメリットがあります。
医療費控除が利用できる
一般的に美容目的である歯科矯正治療だと医療費控除の対象外になりますが、目的や年齢を考慮して歯科矯正が必要とみなされた場合には医療費控除の対象になります。
例えば、発育途中の子どもさんの成長にとって妨害となる歯科矯正や、大人でも美容目的ではなく噛み合わせを改善するためのものであれば対象となります。
クリニックの選び方
最新機器や設備、スタッフが経験豊富
高い安全性と最小限のストレスで満足のいく歯科矯正治療を受けるためには歯科医師だけでなくスタッフや設備のレベルが高い必要があります。
歯科矯正は失敗が許されない治療なので、最新機器を使って設備が充実し、しっかり教育が行き届いたスタッフによって治療を受けられるクリニックを選んでいただきたいです。
費用やメリット、デメリットなども説明してくれる
歯科矯正治療はクリニックと患者さんとが一緒に行っていく治療ですので、他の歯科治療と比較すると費用もかかり、期間も長くなる治療です。
なので、どんなことでも相談できる信頼関係が築けることが大切でしょう。
つまり、治療方針を押し付けるようなクリニックではなく、きちんとカウンセリングを行いながらそれぞれの患者さんの立場に立った提案をしてくれるクリニック選びが大切です。
まとめ
いかがだったでしょうか？
歯科矯正治療には費用も時間もかかるものです。
また、歯科矯正の方法は何も一つではありませんので、さまざまな方法から選ぶことができ、それにより費用も違ってくるもの。
さらに、お子さんと大人の矯正という違いもありますので、それぞれの治療にどの程度の費用や期間がかかるのかをしっかり知っておいていただき、長い目で見たプランを立てることが大切です。
ぜひ矯正歯科治療受ける際には以上のことをご参考にしていただき、最善の治療を受けられるように努めてください！
