【20代~60代】世代別!インプラント治療をする目的

はじめに

インプラント治療は歯周病や虫歯や怪我などで歯を失った場合に、人工歯根を埋め込んでそこに人工歯を装着する治療法です。

最近では若い人から高齢の方まで広く行われるようになってきました。

インプラントとは英語でしっかりと植え込む、しっかりと差し込むという意味があり、天然の歯のようにしっかりと噛め審美性の高い治療です。

ここではそんなインプラント治療の世代別目的についてまとめてみます。

 

インプラント治療とは

そもそもインプラントとは歯を失ったところにチタンでできた人工歯根を埋め込んで、咀嚼力や見た目を回復できる治療として知られています。

インプラントにすると入れ歯の違和感などから解放されるほか、残された健康な歯の寿命を延ばすことができます。

また、金属アレルギーの方でも安心して治療が受けられますし、見た目も美しいため口元を気にする必要がありません。

つまり、活き活きと健康的に若々しく生活を送るためにも、インプラント治療は貢献していると言っていいでしょう。

ブリッジや入れ歯より快適に過ごせますし、長持ちするのがインプラントのメリットです。

さらに、インプラントのメリットはいったん治療すると、その後メンテナンスさえしっかりしていれば再治療の必要がなく、半永久的に使用し続けられることも挙げられます。

一般的な保険を使った歯科治療の場合、一度治療しても再治療になることが多いですが、その必要がないということは患者さんにとって非常にメリットだと言えるでしょう。

現在日本は長寿大国となっていますが、その日本にとってインプラント治療は最新の治療法と言ってよく、今後さらに広く行われることが予想されます。

世代別インプラント治療の目的

20

虫歯が進行しすぎてしまい神経まで到達するほどになった場合、神経が死んでしまうことがあると言われています。

それを治療せずに放っておくと、根っこの先端部分に膿がたまってしまい、少しずつ周りの骨を溶かし出してしまいます。

そういった場合、根っこの部分を治療しても膿がなくならないと骨髄炎などになる可能性があるため、歯を抜くしかありません。

さらに、歯が根っこだけになってしまうと歯ぐきや歯槽骨を虫歯菌が侵してしまうため、そこまで重症化した場合には歯を抜く必要があります。

20代の方がインプラント治療を行う目的や虫歯が進行した場合、歯を回復させるために行われる場合が多いです。

 

30代、40

30代や40代の方も上のような目的で治療をすることがあるでしょうが、美容目的の場合も多いです。

最近では歯を美しく白くしたい・・という希望が多くなっており、若い女性や人にみられる職業の方にとっては当然のことです。

インプラント治療なら機能性を回復できるだけでなく審美性を回復できるため、若い女性が審美目的で治療する方も多いのはうなずけますね。

 

50代、60

最近インプラント治療が広く行われてきましたが、インプラント治療のイメージとはどういったものでしょうか? 
非常に優れた治療というイメージをお持ちの方もいれば、痛い、怖い・・などのイメージをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

50代、60代になると歯周病などで歯を失ってしまいブリッジや入れ歯、インプラントから治療法を選ぶことになります。

それぞれの治療にはメリットもあればデメリットもありますが、歯の残存率はそれぞれ違っており、最も高い残存率を誇るのがインプラントです。
ブリッジの残存率も高いと言えば高いですが、治療の際に両隣の歯を大きく削らなければならないため、残された歯にかなり負担がかかります。

インプラント治療は費用がかさみ外科的手術が必要ではあるものの、最大のメリットとして歯の機能性を回復できるだけでなく残された歯の寿命を延ばすことができる点にあります。

健康で長生きするためには少しでも歯を多く残すことが必要ですので、50代、60代の方にとってインプラントは非常におすすめの治療と言っていいでしょう。

歯を失ったまま放っておくと

年代にかかわらず、歯を失ったまま放っておくとどういったリスクがあるのでしょうか?

抜けたところが目立たないから・・などと言って放っておくと、さまざまな悪影響が全身に及ぶ危険性があるため、なるべく早くかかりつけのクリニックで診てもらいましょう。

 

噛み合わせが悪化し全身に悪影響が及ぶ

歯がないまま放っておくと、なくなった歯の両隣の歯が倒れてきます。

すると、全体の歯並びが乱れてしまい噛み合わせのバランスが悪化します。

そうなると、 頭痛や肩こりなどさまざまな悪影響が全身に及ぶ危険性があります。

食事しにくい

たった1本くらい歯がなくても大丈夫と思われがちですが、歯には食べものを噛み切る役目やすりつぶす役目があるため、どの歯をなくしても機能しなくなり、残された歯へ余計な負担がかかってきます。

また、しっかり噛めなくなると消化器官へ負担がかかるため消化不良を起こすこともあります。

さらに、きちんと噛めないとあごや顔の筋肉が衰えてしまうため、見た目が老けてしまうとも言われています。

そうならないためにも、しっかりと治療を受ける必要があります。

残された歯の寿命が短くなる

歯がないまま放っておくと、咀嚼力がバランスよく分散しなくなるためある部分にだけ力が偏ることがあります。

さらに、なくなった歯と噛み合う歯は相手の歯をなくしてしまったことで、だんだんと歯ぐきの外へと伸びてくると言われています。

この状態が続くと、残された歯には余計な力がかかるため歯の根の部分が吸収されて歯が抜けてしまったり、すり減ってしまったりします。

つまり、本来ならなくすことのない歯までなくしてしまうリスクがあるわけですね。

まとめ

世代別インプラント治療の目的や、歯をなくしたまま放っておくリスクについてまとめてみました。

世代別でインプラント治療の目的は違っているものの、基本的にインプラントは機能性や審美性を回復できる優れた治療法です。

もし、歯をなくしたまま放っている方がおられたら、ここでご紹介したことをご参考にしていただきインプラント治療を選択肢の1つとして考えてみていただきたいです。

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