審美歯科とは「歯を美しく見せるための治療や施術」を専門に行います。
例えばホワイトニングや矯正まで多岐にわたり、歯は健康だけど並びが悪いとか、色をきれいにしたいなど、見た目の美しさを追求したい時に利用するのが審美歯科です。
審美歯科での治療方法は、基本的に自己負担での治療が多いので、治療のメリットが気になる所ですね。
ここでは普通の歯科とは違う審美歯科の治療のメリットについて説明します。
目次
歯の「ホワイトニング」
ホワイトニングとは歯を白くさせる方法で、審美歯科の得意な分野となっています。
ホワイトニングとは、歯への負担を少なく、自身の歯の色を白くする方法です。
「芸能人は歯が白い」という言葉が一時期流行しましたね。
芸能人=輝くような歯の白さが印象的ですが、芸能界で活躍する人の多くは、ホワイトニングを受けています。
歯の色=白というイメージがありますが、歯の色は厳密に言えば、元々汚れていない状態でも、若干の黄色やクリーム色を含む人もいます。
ホワイトニングには現在主なものとして3タイプあり、どれも漂白剤を使います。
歯が着色してしまったものを漂白剤で白くし、芸能人のようなキレイな白い歯にするのです。
一部ですが、歯の表面を削るケースもありますが、元々の歯を傷つけてしまうリスクも少なく、歯が白くなったという効果を実感しやすいメリットがあります。
歯や口内を綺麗にする「クリーニング」
ホワイトニングと稀に間違えられることがありますが、歯や口内を綺麗にするのが「クリーニング」です。
クリーニングにはさまざまな方法があり、歯ブラシだけでは死垢の除去が難しい場合にはティースクリーニングを用います。
いわゆる頑固な汚れを除去する方法です。
一般的な着色汚れや、軽度のタバコのヤニを除去したり、虫歯の予防のための汚れ除去が一般的なクリーニングです。
歯の表面についた汚れが原因であれば、クリーニングで十分歯の白さを取り戻すことも可能です。
また、歯周病など病気の原因になっているケースであれば、治療に健康保険が適応されるケースがあるのもクリーニングとなります。
ホワイトニングとクリーニングの違いは?
ホワイトニングとクリーニングを紹介しましたが、いまいち違いが判り難いですよね。
あくまで簡単にまとめた結果ですが、クリーニングはその名の通り「歯の大掃除」になります。
ホワイトニングとの大きな違いに、必要に応じて健康保険の適応で治療が出来るので、1回あたりの費用負担が3,000円~5,000円ほどと審美歯科の中でも料金が安い傾向があります。
ホワイトニングは歯科治療ではなく、審美歯科の得意ジャンルとなります。
ホワイトニングの別名は、歯の漂白とも呼ばれています。
ですから、病気の治療ではありません。
費用も全額保険適応外で実費負担となりますが、歯に負担をかけず確実に白くするのはホワイトニングとなります。
さまざまな方法で歯並びを美しくする「矯正」
歯並びには個性があります。
個性と呼べる範囲内であれば問題がありません。ですが極端に歯並びが悪いと、かみ合わせに影響が現れます。
結果、歯並びが原因で顎への負担が原因で体へ不調として症状が現れます。
さらに口元の印象は第一印象が悪くなるというデメリットがあります。
ですから、歯並びを整えることで、周囲からの印象が大きく変わるというメリットがあります。
さらに最近では、矯正の治療方法も多岐にわたります。
素材や治療に使う器具が進歩していますから、仕上がりも大きく異なります。
治療期間は若干長めですが、口元の印象のイメージアップできるというメリットがあります。
昔治療した詰め物や被せ物を白くしたい
子供時代や過去の治療で、銀歯などの詰め物を使ったという治療ケースも多いですね。
銀歯・金歯のメリットはありますが、大きな口をあけて笑ってしまうと、白い歯の間に「いかにも詰め物がつまっている」という見た目が気になるという事もありますね。
審美歯科では、金属の詰め物や被せ物を白くする治療も行えます。
治療方法もさまざまで、過去に詰めた銀歯にセラミックに付け替えて白くする方法や、その他素材や治療方法を併用して歯を白く自然な感じに仕上げる事が出来ます。
過去に詰めた銀歯や金歯は、耐久性がある程度はありますが、詰めた周辺から虫歯になる事もあります。
見た目をよくする事だけでなく、今後長年美しい葉をキープ出来るメリットもあります。
歯を美しく見せるためのメリットは多い!
審美歯科ではお伝えしたとおり「歯を綺麗に見せるための治療」を得意としています。
一般的な歯科クリニックと違う点は、得意とする治療内容の中には、健康封建が適応されない内容がほとんどという事です。
ですが、一生涯付き合っている歯ですから、大きなイベントや仕事に応じては、審美歯科できちんと治療や施術を受けるメリットはたくさんあります。
まずは将来的にどのような口元になりたいかを担当医に相談し、コンプレックスを解消するためにも予算内で審美歯科で治療を受ける方法が良いですね。