白く健康な歯を保つための習慣とは?

はじめに

みなさんは自分の歯の色をもっと白くしたいと思いませんか?
芸能人やセレブのような真っ白い歯になりたいけれど、時間やお金もない方は多いでしょう。
とは言っても、市販のものを使って白くするのは効果があるのか疑問があるもの。
ここでは自宅で気軽にできるホワイトニング法やクリニックで行うホワイトニング法などをご紹介しますので、歯を白くしたい方はぜひご参考になさってみてください。

歯は健康のためにも大切なもの

最近、歯と全身の健康には深い関係があることが分かってきました。
特に口の中のトラブルとして知られている歯周病は生活習慣病で動脈硬化や糖尿病の原因になったり、症状を悪化させるということが分かっています。
その他にも関係が深いとされる病気が分かってきており、お口の中を健康的に維持することが重要です。
なお、欧米では歯はマナーの一つとされており、誰もが歯のケアをしっかりと行っているようです。
小さいうちから歯科矯正や虫歯予防を行うのは一般的なことで、そのことが就職や育ちがいいかどうかの判断材料になるほどです。
また、歯の白さに関してはさらに関心があり、ドラッグストアなどではさまざまなデンタルケア商品が並んでいます。

歯の汚れの種類

歯の汚れにはいくつかの種類があり、それによってケア法は違っています。
それに合った効果的なケア法を行わなければ意味がありません。
ここでは歯の汚れの種類について具体的にご紹介してみます。

プラーク

プラークとは歯の表面に付着する細菌が固まったもので、放置しておくとそこから発生する毒素や酸などが原因となり歯周病や虫歯になったりしまう。
ただの食べカスだと思いがちですが、全く違うもので歯磨きでケアすることが大切です。

歯石

次に歯石ですが、これはプラークに唾液中のカルシウムなどと反応して石灰化したもので、プラークとは違い歯磨きだけでは取り除くことができません。
クリニックで施術してもらうことが必要です。
なお、歯石は歯ぐきと歯の境目に付くことが多いです。

色素沈着

コーヒーや紅茶、赤ワインなどのような色の濃いものをよく食べたり飲んだりすると付くことが多いです。
また、たばこを吸う人はヤニが付くため注意することが重要です。
この色素沈着による汚れは日ごろのケアも重要ですが、白くするにはホワイトニングが大切で、クリニックで施術してもらうと効果があります。

歯を白くするケア法

では具体的に歯を白くする方法にはどういったものがあるのでしょうか?
歯をメンテナンスする最善の方法はクリニックでチェックしてもらいプラークや歯石を取ってもらうことですが、歯の着色汚れは自分で防止することもできます。

ホワイトニング専用歯磨き粉を使う

自宅で日ごろ行う方法として手軽にできることはホワイトニング専用歯磨き粉を使うことでしょう。
安全面を考慮して作られているため、白くなるまでに多少時間がかかります。
市販のものなら汚れを浮かせてきれいにするピロリン酸ナトリウム配合のものを選ぶといいでしょう。

電動歯ブラシを使う

歯磨き粉が必要ない電動歯ブラシなら歯と歯の間のデコボコや隙間、歯ぐきとの境目などをきれいにすることができます。
歯ブラシよりさらに狭いところにまで入り込めるので汚れをきれいにできます。
また、着色汚れを定着しにくくできるほか、歯周病や虫歯予防にも効果的です。

歯ごたえのあるものを食べる

セロリやニンジン、リンゴなどの生野菜に含まれている食物繊維は
エナメル質を傷つけることのない自然の研磨剤として効果的です。
リンゴは歯をきれいにするリンゴ酸も含まれており、着色汚れやプラークを予防する効果もあります。

クリニックで行うホワイトニング

ホワイトニングと正式に呼べるケア法はクリニックで行うオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの2つです。
ここではその2つのホワイトニング法について詳しくご紹介しましょう。

オフィスホワイトニング

このホワイトニング法は歯の表面に薬剤を塗って光を照射し白くしていくもので、短期間で歯を白くできるのが特徴です。

ホームホワイトニング

クリニックで自分の歯にぴったり合ったマウスピースを作ってもらい、その中に専用の薬剤を入れて自宅で毎日装着し歯を白くするものです。
ご自分の生活のペースによって歯を白くしていけるのが特徴です。
なお、クリニックで行うホワイトニングは高濃度の過酸化水素や光などを使って歯を根本的に白くすることができます。
ただ、そういった薬剤を使ったり処方できるのは資格を取得した専門医に限られているため、安全で安心に短期間で歯を白くできるわけですね。

歯を白くするのにやってはいけないこと

歯を強く磨く

強い力でゴシゴシと磨けば汚れは落ちるように感じますが、歯ブラシの毛先をあまり強く当て過ぎると毛先が寝てしまうため、汚れが落ちづらくなる、ムラになってしまう・・などのトラブルの原因になります。
さらに、強い摩擦によって歯の表面にあるエナメル質を削り取るため着色汚れがより付きやすくなることがあります。
効果的に歯磨きを行うためにいいと言われている歯ブラシの圧力はたったの200グラムで、これは歯の表面に毛先が少し触れる程度なので、ブラシの毛先が曲がらない程度の力で磨くようにしましょう。

重曹を使う

おそうじの時に油汚れを落とすことで知られている重曹ですが、研磨作用が強力なことでも知られています。
あまり強くこすりすぎると歯のエナメル質がはげてしまうことがありますが、重曹を溶かした水でうがいする程度なら問題なさそうです。

まとめ

口元は第一印象を決定づけるものなので、日ごろから歯を白くきれいにしておきたいですよね?
毎日きちんと歯磨きを行っていても、お口の中の状態が全身の健康に影響することまで意識して生活している人はまだ少ないようです。
永久歯に生え変わると代わりがきかない一生付き合っていく歯ですので、健康維持のためにも歯のケアについて見なおしたいものです。
ぜひ、ここでご紹介したケア法をご参考にしていただき、いつまでもきれいで白い歯を保って下さいね!

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