オフィスホワイトニングとホームホワイトニングのメリットデメリット

はじめに

日本は海外の歯科先進国に比べると、歯に対する美意識がかなり遅れていると言われているものの、最近はホワイトニングが広く行われるようになりました。
このホワイトニングにはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの2つがあり、それぞれにメリットもあればデメリットもあります。
ここでは2つのホワイトニングのメリットとでメリットについてご紹介しますので、どちらにするか迷っている方はぜひ読んでみてくださいね!

オフィスホワイトニングとは

そもそもオフィスホワイトニングとはクリニックで歯を白くする施術のことで、高濃度の薬剤を塗布し光を照射して歯を白くしていく方法です。
一度施術を行って歯を白くできない場合には何度か施術を行うことがあります。
短期間で歯を白くできるため、接客業などの人と接する機会が多い仕事の方にオススメの施術です。
この施術自体は痛みが伴うこともありますが、24時間程度経てば収まってきますし、クリニックで気軽にできるため効果を維持したい方は定期的にクリニックに通う必要があります。
この施術に必要な時間は30~1時間程度で、クリニックによって使用する薬剤が違うため施術回数や効果が変わってきます。
質問したいことがあったら、クリニックで行われている無料カウンセリングを受けてみるといいでしょう。
また、アフターケアをいい加減にしていると、色戻りを起こすことがありますので、メンテナンスを行うことが必要です。
クリニックを選ぶ際も信頼できるところを選ぶようにしましょう。

オフィスホワイトニングのメリット

効果が得られるまで早い

自宅で行うホームホワイトニングに比べて、オフィスホワイトニングは即効性が高いのがメリットです。
その理由はクリニックでしか使えない過酸化水素を使い専用のライトを当てて歯を白くすることができるからで、1回で見た目に分かるほど白くすることができます。

手間がかからない

オフィスホワイトニングはクリニックで行うホワイトニングなので、専門知識や経験の豊富なプロによって適切な施術が受けられます。
また、ホームホワイトニングは自宅で続けて行わなければなりませんので忙しい方いは面倒な場合がありますが、オフィスホワイトニングだとそういった心配もありません。
仕事や家事に忙しい方におすすめのホワイトニング法です。

オフィスホワイトニングのデメリット

歯の表面が荒れやすくなる

ホワイトニング用の薬剤の主成分はオフィスホワイトニングで使われるものだと過酸化水素というものですが、これを使うと歯の表面にある膜を溶かしてしまうので歯の表面が荒れてしまうことがあります。
この膜は48時間程度経つと再生しますが、それまでは注意する必要があるでしょう。

後戻りしやすい

ホワイトニングを行ったらその後なるべく長く白い状態を維持したいのは当然ですが、色戻りしやすいのがオフィスホワイトニングのデメリットです。
オフィスホワイトニングを行って3ヶ月~半年程度経つと元の色に戻ってしまうと言われています。

知覚過敏になりやすい

また、オフィスホワイトニング用の薬剤によって知覚過敏になりやすいとも言われています。
歯の神経にこの薬剤によって強い刺激が加えられてしまい神経が敏感になりがちです。
ホームホワイトニングに比べてオフィスホワイトニング用の薬剤は強力なものなので起こるのでしょう。
ただ、知覚過敏になったとしても、数か月程度経てば元に戻るので安心しましょう。

ホームホワイトニングとは

ホームホワイトニングとは自宅でご自分で行うホワイトニングのことで、クリニックで専用のマウスピースやトレーを作製してもらい、そこにホワイトニング用の薬剤を入れて歯を白くしていくものです。
オフィスホワイトニングと比べると、通院する回数が少なくて済むので手間や時間を節約したい方におススメです。
このホームホワイトニングで使われる薬剤はジェルタイプで、マウスピースなどに入れて使用します。
ただ、人によって象牙質の状態が違うため効果にも差があります。
注意としてはクリニックで指導をきちんと受けた上で施術を行うことです。
指導を守らないと歯に傷が付くことがあるため、きちんと守るようにしましょう。

ホームホワイトニングのメリット

何度でも施術できる

オフィスホワイトニングだとそのたびに費用がかさみますが、ホームホワイトニングはいったんマウスピースを作ってしまえば、何度でも薬剤を買うだけでホワイトニングできるのがメリットです。
ただ、ホワイトニングはどちらの方法であっても、自費診療となるため使用する薬剤やクリニックの立地、人件費などによって差が出ますので前もって料金を確認しておきましょう。

後戻りしづらい

ホームホワイトニングは象牙質から白くしていくため、低濃度の薬剤を使い少しずつ歯を白くしていくため、後戻りしづらいのがメリットです。
また、自然な白さを手に入れることができます。
加齢による黄ばみは歯の内部から起こるためホームホワイトニングの方がより効果を実感できるに違いありません。
たばこを吸われる方で歯の黄ばみが気になる方もホームホワイトニングの方が適していると言われています。

ホームホワイトニングのデメリット

自分で行うので手間がかかる

ホームホワイトニングは施術の準備や塗布、片付けまで全て自分で行う必要があります。
また、理想の白さを得るためには毎日続ける必要があるため手間だと感じる方もいるようですね。

時間がかかる

ホームホワイトニングは素人が安全に施術できるよう使用する薬剤の濃度は低くなっています。
さらに、ゆっくりと歯に浸透させ少しずつ歯を白くしていくため、理想の白さになるまでには最低でも2週間程度はかかるのがデメリットです。

 

 

まとめ

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングのメリット、デメリットについてご紹介しました。
どちらも美しく白い歯を手に入れられる施術ですが、それぞれメリットもあればデメリットもあります。
しっかりとメリット、デメリットを理解していただいた上で、どちらのホワイトニング法を選ぶか決めるようにしましょう!
ホワイトニングで美しく白い歯を手に入れられるといいですね!

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